親知らずや自分の顎の動きに合わない詰め物を入れたまま放置しておくと、かみ合わせにズレを生じ、顎関節症の原因になります。
また、歯列矯正の治療後3年〜4年で顎関節症になる患者さんも非常に多いのです。
これは抜く必要のない健全な小臼歯を抜いて矯正をおこなったため、顎のズレが生じたと考えられます。
かみ合わせがズレたままでいると、無理な状態で噛むことで顎の関節や顎を動かす筋肉に負担がかかり、
筋肉が疲労して様々な症状が現れます。あごの関節の痛み、雑音、肩こり、片頭痛、めまい、耳鳴りなどの症状が発症します。